武漢からの国民救出カンタス航空機着陸に遅れ

中国当局が豪国民の武漢着陸許可を出さず

 オーストラリア政府がカンタス航空機チャーター機を新型コロナウィルス感染患者が大発生している武漢に派遣し、オーストラリア国民でオーストラリア帰国を希望する者をWA州の空軍基地経由でクリスマス島入管収容所に移送し、収容所で14日間の潜伏期間を過ごすように命じた。

 第二陣のチャーター機が武漢に飛び、2月7日夜に同地から離陸する予定だったが取り消され、8日になる見込み。

 武漢市外の湖北省在留オーストラリア人で帰国を希望する者は閉鎖の続く武漢市に入り、搭乗が始まればそのまま北部準州(NT)のダーウィン空港に降り立ち、ダーウィン郊外の鉱山宿泊施設に移される予定だったが、搭乗予定時刻になって豪連邦の外務貿易省(DFAT)から出発延期の知らせを受け取った。

 待機していたオーストラリア国籍者と永住権者にDFATからの電子メールで、「チャーター機の武漢着陸許可が中国当局から届いていないため、離陸を延期する。自宅または宿泊施設に戻ること。新しい情報が入り次第連絡する。チャーター機離陸を2月8日に確定するため、中国当局と協議を進めている」とあった。

 それより前、連邦政府の首席医務官は、オーストラリア政府チャーター機で帰国した第一陣に加えて、2月6日にはエア・ニュージーランド機で移送されたオーストラリア人および永住権者、276人がクリスマス島入管収容所に収容され、定員になっていると発表している。

 カンタス航空のチャーター機「6032」便は、200人をダーウィンから30km離れたインペックス・ハワード・スプリングズ鉱山キャンプ跡に送ることになっていた。

 中国では感染患者は30,877人にのぼり、死者は636人となっており、感染患者は2003年のSARSの3倍、死者は間もなくSARS患者死者数を追い越す勢いになっている。
■ソース
Second evacuation flight delayed, as Chinese authorities fail to grant clearance

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る