ウールワース、パニック購買客の返品返金に応じず

今後も高需要商品を確保し、パニック買い抑制

 連日のコロナウイルス大発生の報道でパニック買いに走った消費者が、トイレット・ペーパー、パスタ、缶詰食品その他消費者の需要の大きい商品を持ち込んで返品と交換に返金を求めるケースが出ており、スーパーマーケット複占企業の一つ、ウールワースは、そのような理由の返品返金を拒否している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 また、同社は全店に告知を出し、「過去に前例のない一部商品の高需要のため」として、3月11日以降、全商品の「レインチェック(品切れの時に後に優先的に購入できる約束)」と、高需要商品の返品返金の禁止を発表した。

 同社が指定した高需要商品として、トイレット・ペーパー、ペーパー・タオル、ティッシュ、紙ナプキン、鎮痛剤、ワイプ商品、女性用生理用品、スプレー・クリーナー、使い捨てゴム手袋、パスタ、パスタ・ソース、缶詰食品、小麦粉、ブレッド・ミックス、調理用油、米などが挙げられている。

 同社広報担当者は、「できる限り多くの購買客が欲しい商品を買えるよう確保することが必要であり、そのための措置だ。顧客の理解を感謝する」と発表している。

 また、同措置は3月11日以前に買い込んだ顧客には適用しないとしている。

 トイレット・ペーパーは依然としてもっとも品薄状態になっている商品で、ウールワースでも、買い物客には購入量は控えめにと呼びかけ、「大量のトイレット・ペーパーが連日全国のウールワースに納入されている。そのようなわけで、買い物客は自分の必要量だけ買うよう」呼びかけている。

 先週にはシドニー南西部チュロラのウールワース店でトイレット・ペーパーをめぐって女性同士のケンカがあり、23歳と60歳の親子女性が起訴されている。また、Big Wタムワース店ではトイレット・ペーパーがないとして男が騒ぎ出し、居合わせた店員、顧客、警察官に暴力で抵抗したため、警察官がテーザーで抵抗を封じた後逮捕した。
■ソース
Woolworths rules out panic buyer’s remorse

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