NSW、VIC、社会的に不要不急な業務の停止

TAS州境封鎖、WA、SA両州も同様の措置発表

 コロナウイルス・パンデミックがなおも広がりつつある現在、オーストラリアではTAS州がすでに州境封鎖を発表しており、WA、SA両州も州境封鎖を予告している。一方、NSW、VIC両州は社会的に不要不急な業務をすべて48時間の間に徐々に営業停止を命ずることを検討している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 スーパーマーケット、給油所、薬局、コンビニエンス・ストア、貨物輸送、流通、宅配などは社会的に不可欠な業務としてこの措置から除外される。

 両州とも学校は3月23日も開校するが、VIC州は学校休みを前倒しにして24日から冬休みに入る。22日夜に予定されている全国閣僚会議で両州は社会全体の封鎖を提唱するが、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相とダニエル・アンドリューズVIC州首相はもっと厳しい措置を推進すると語っている。

 いずれも「社会的不要不急の業務」を具体的に挙げていないが、連邦政府は、「不要不急の屋内の集まり」として、レストラン、パブ、カフェ、映画館、結婚式、葬式なども含めている。

 NSW州のコロナウイルス感染陽性者は3月21日午後8時に533人に達しており、VIC州も296人に達している。

 3月22日、WA、SA両州は、3月24日を期して州境を閉鎖すると発表した。州境を越えた者は2週間の自主隔離をしなければならない。TAS州、北部準州(NT)はすでに同様の措置を講じている。

 その他にもヨーロッパの一部の地域や中国の武漢に対して行われたような、コロナウイルス陽性多発地区を「レッド・ゾーン」と指定し、住民がコロナウイルス非汚染地区に移動することを禁じ、州警察官にこれを阻止する権限を与えることも検討することになっている。

 国内の新陽性者発生率は毎日20%から25%上昇しており、一つの試算では4月末までに100万人から200万人程度が感染するだろうとしている。また、中国での同ウイルス感染死亡率で換算すると2万人以上の人が亡くなることになる。
■ソース
NSW, Victoria move to comprehensive shutdown of non-essential services amid coronavirus pandemic

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