NSW州首相、「誰でも患者のつもりで行動を」と

新感染者数2日低下後再び跳ね上がる

 3月28日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「誰でも自分がコロナウイルス保菌者のつもりになって、この疫病を拡大しないよう規則を守って行動してもらいたい」と呼びかけた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州のコロナウイルス新感染者は26日27日と連続して減少していたが、28日には再び跳ね上がり、200人を超えた。

 ベレジクリアン州首相は、この感染症の伝播を遅らせるための諸規則が厳格に守られていないことに対して、「胸の痛む思いだ」と語っている。

 3月27日午後8時までの24時間に新感染者は212人にのぼっており、州の患者総数は1,617人となった。

 現在、集中治療室(ICU)に収容されている患者は29人にのぼっており、そのうち11人は人工呼吸装置を必要としている。また、147人は病院または在宅で治療を受けている。

 また、数人の感染者が出ていたにもかかわらず船客全員を下船させたルビー・プリンセス・クルーズは、後に国内各地で171人が陽性と判定され、2人が死亡している。

 ベレジクリアン州首相は、「若い人々は自分達がこの感染症に耐性があると思ってはならない。未だに感染症を甘く見ている人達がいる。自分が患者になったつもりで行動してもらいたい。いつも身近にいる家族以外の者とは常に1.5mの社交距離を保ってもらいたい。自分がウイルスを持っているつもりで慎重に行動してもらいたい。この疾病の広がりを防ぎ、またこれ以上厳しい措置が出されないよう考えて行動してもらいたい」と語っている。

 また、デビッド・エリオット警察相は、「何人かの警察官と話をしたが、この3日の間、1.5mの社交距離や14日間の自己隔離を徹底させようとした警察官が罵声を浴びせられたり、つばを吐きかけられたりしている。警察官は州民を罰するために仕事をしているのではない。州民の生命を守るために行動しているのだ」と語っている。
■ソース
NSW Premier urges people to ‘act’ as though they have coronavirus and obey rules after new cases jump

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る