ホテル隔離者、検査拒否すれば10日間隔離延長

NSWで2%が検査拒否、隔離終了後の陽転重視

 VIC州のメルボルン周辺地域自治体で感染者が急増していることから、隔離後検査拒否者が市中感染源になることを懸念するNSW州政府は、14日間の10日目の検査を拒否する者には隔離期間をさらに10日間延長する規則を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまでのデータで、定説になっている潜伏期間の14日を過ぎてから陽転する感染者の例が見つかっており、海外からの帰国者は14日間のホテル隔離から解放される時にさらに検査を受けるよう要請されるが、少数ながら検査が義務づけられていないことを盾に取ってこれを拒否する人がいる。

 NSW州では1日に23,733件という記録的な検査数になっているが、シドニー都市圏西部ペンリス市の70代の男性が市中感染で陽性と判定された。

 一方、州政府のブラッド・ハザード保健相は、「隔離10日目の検査を導入した5月15日以来150人、率にして2%の帰国隔離者が検査を拒否している。隔離者全員が必要な検査を受けるよう6月29日から検査拒否者は10日間の隔離延長を科することを決めた。当州は、コロナウイルスを駆逐することはできなくても制圧するためには必要であればできることはすべてするつもりでいる。海外からの入国者や帰国者が検査を拒否するというのはゆゆしい問題だ」と語っている。

 さらに、「これまで14日間の隔離後に検査を拒否した者が感染源になった例はないが、リスクを知りつつそのままにしておくことはできない」と語っている。

 5月15日以来、11,634人が検査を受け、59人が陽性だった。また、帰国者・入国者の14日間のホテル隔離を始めた3月29日から起算すると105人が陽性と判定されている。

 ハザード大臣は、「10日目の検査を拒否する人達は、もし陽性だったらさらに10日間隔離延長される。それには耐えられないという気持ちだろうから、検査を拒否する人は陽性とみなして自動的に10日間の隔離延長をすれば検査に応じるだろう」と語っている。
■ソース
Travellers in coronavirus hotel quarantine could face 10 more days over ‘concerning’ refusals to take tests

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