NSW州、シドニー地域の複数クラスター拡大続く

同都市圏西部、南西部に新たに感染警告

 8月14日、NSW州保健局は、過去24時間に新たに9人がコロナウイルス陽性と判定されたと発表した。また、それに伴い、シドニー西部の2箇所に立ち寄った人に対して、症状に注意するよう新たに警告が出された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 9人のうち、感染源が明らかになっているのは5人で、内訳として1人はチェリーブルックのタンガラ女子高校クラスターの生徒、2人は既知の患者の家族、1人はリッドコム地区のドゥーリーズ・カソリック・クラブ従業員、1人はリバプール病院職員、さらに他の3人はホテル隔離中の海外帰国者、1人のみ感染源不明の市中感染となっている。

 1人は、ポッツ・ポイントのセント・ビンセント・カレッジの生徒で、学校はディープ・クリーニングのために閉鎖しており、陽性者の感染経路や接触追跡調査が行われている。

 リッドコムのカソリック・クラブから2人目の陽性者が出たことから、保健局では、8月7日から10日までの午後に同クラブにいた者全員に濃厚接触として14日間の自己隔離とコロナウイルス受検、体調注意を指示している。

 リバプール病院職員の陽性者は現在3人を数えており、最初の1人は既知のクラスターに関連していることが判明しているが、他の2人の感染経路の追究が現在進められている。ただし、現在は病院に危険はなく、必要な治療を受けるために同病院に来院することは問題ない。

 現在、NSW州の病院で治療を受けている感染者は131人、そのうち6人がICUで治療中、そのうち5人が人工呼吸器をつけている。

 NSW州政府は、公共交通機関を利用する時はマスクを着けるよう呼びかけており、今後、公共交通機関内や駅のCCTVでマスク着用率を調べ、率が低いようであればマスク着用を義務化することも考えている。
■ソース
Clusters linked to Sydney school, Liverpool Hospital and Lidcombe clubs grow

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