ブリスベン少年矯正施設職員、コロナウイルス陽性

職員、収容未成年全員に検査と隔離指示

 8月23日付ABC放送(電子版)は、QLD州ブリスベン市西部ワコル地区のブリスベン少年拘置センターで、監督官がコロナウイルス陽性と判定されたため、センターの職員と収容未成年者全員に検査と隔離が指示された。

 同センターの職員、収容者は合わせて600人を超える規模で、イプスイッチ地区に住む70代の女性監督官が感染した経路を未だ判明していないが、感染力のある時期に5回の当番勤務をしていた。

 この事故のため、同センターは接触追跡作業を容易にするため、面会人などの訪問を禁じている。

 監督官はその後軽い症状を見せており、イプスイッチ病院に入院している。しかし、家族の証言によると、女性が勤務していた時には症状が出ておらず、自宅隔離する必要もなかった。最初の3日間は症状がなく、最後の日の前日に頭痛を感じた。呼吸器系の症状もなく、熱も咳もなかった」と語っている。

 ワコル地区の同センターは現在ロックダウンしており、未成年者127人、職員500人強が検査を受けている。

 ジャネット・ヤングQLD州主席医務官は、「女性は他州にも海外にも行ったことがなく、既知の感染者や感染源との可能性を調べている」と発表、アナスタシア・パラシェイ州首相は、「地域の矯正施設はすべて面会禁止措置を取っている。そのため、感染源追跡は難しくない」と発表している。

 ボブ・ジー少年矯正局長は、「コロナウイルス問題が国内に波及し始めた時に、矯正局ではあらゆる準備を始めていた。職員には個人防護具を支給し、必要であれば収容者にも支給する。陽性の女性監督官は施設内では未成年者とはほとんど接触がなかったはずだ。センター内にはCCTVカメラが各所に設置されており、ビデオで動きを調べるが、彼女は収容施設の部署にはついておらず、事務センター勤務だ」と発表している。

 ヤング主席医務官は、「女性監督官と、7月にメルボルンから帰ってきて陽性と判定され、規制違反で起訴されている3人の女性との接点も調べている。しかし、現段階では接点はまったくつかめていない」と語っている。
■ソース
Worker at Brisbane Youth Detention Centre tests positive to coronavirus

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