産学共同、実践的大学教育の先進国、オーストラリア②

オーストラリア留学でキャリア・アップ


オーストラリア留学でキャリア・アップ

留学会社のカウンセラーが、オーストラリアのさまざまな学部・学科をご紹介。
産学共同、実践的大学教育の先進国オーストラリア②
 前号では、オーストラリアにおける産学共同の概要と学生のメリットを簡単にご紹介しましたが、今号では「学」と「官」とでもいうべき、大学と資格制度の関係について触れたいと思います。


 オーストラリアの資格制度は、日本のそれとは大きく異なります。
 日本は国家試験を実施し、合格した場合に資格を与えるというものですが、オーストラリアの場合は統一の試験がないことが多く(例外はもちろんあります)、大学やTAFEなどでの単位(+アルファ=実務経験など)によって資格が取得できます。そして資格取得の際には、関連する学位を取得する必要があります。
 例えば、法曹資格を取る場合、日本では法学部を卒業していなくても、大卒でなくても、司法試験に合格すればいいのですが、オーストラリアの場合は大学あるいは大学院の法学部を卒業していることが大前提となります。また会計士でも、オーストラリアの協会が指定する単位を取得して、初めて会計士資格試験を受験することができます。
 このようにオーストラリアでは、一発試験での資格取得ではなく、大学などでじっくり勉強し、暗記ではなく包括的に学んでこそ資格が得られるようになっています。
 また、大学やTAFEも、そうした制度に沿ったカリキュラム構成になっており、一発試験がない分、各校は学部学科、そして科目ごとに厳しくテストを課しますから、その質の維持にひと役買っているといえると思います。
 これはオーストラリアで就職する際にも影響してきます。オーストラリアは経験重視の国といわれていますが、その経験を積むためには関連する資格が必要で、そのためには学位取得が前提となります。特に資格とは関係のない職業・学科でも、オーストラリアで学んだか学んでないかということは、就職をする際にも多少なりとも影響してきます。それだけ世間もオーストラリアの教育の質の高さを評価しているといえます。


オーストラリア留学でキャリアアップ

山口幸司(やまぐち こうじ)
金融業界経験後、シドニー大学院MOTコースに留学。現在スタッフ・ソリューションの留学カウンセラーとして日豪の就職に有利なアドバイスを行う。

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