オーストラリアでビジネスを学ぶ 総括編 ビジネスを学ぶ意義

オーストラリア留学でキャリア・アップ

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留学エージェントのカウンセラーが、オーストラリアのさまざまな
学部・学科をご紹介。

オーストラリアでビジネスを学ぶ 総括編 
ビジネスを学ぶ意義

過去数回にわたり、「ビジネス」系の留学についてコメントしてきましたが、今回はその総括となります。

日本人にとって、経営学、ビジネスを学ぶ場合の「留学」先といえば、まずはアメリカを考えがちですが、その神話も現実には崩壊してしまいました。ITバブルの終焉、アメリカが誇る金融機関の破綻などからも、ここ数年のアメリカの栄華は単なるマネー・ゲームでしかなったことが明らかになり、そしてしっぺ返しを食らった形になってしまいました。

一方、オーストラリアの金融機関は、アメリカほどの派手さはないものの、各行とも堅実な経営で知られています。世界トップ・クラスの投資銀行に成長したマッコーリー銀行は、ニッチともいえるインフラ投資に徹底した結果、その成長を謳歌しました。カネがカネを生む仕組みではなく、産業基盤を土台とした投資をしっかりと行ってきたということです。年金ファンドも同様です。

人口2,100万人程度で、国家が大きすぎない豪州は、何かをやろうとするとすぐに始められる土台があります。特にITインフラ、環境関連事業、バイオテクノロジー、医療技術などにおいて、豪州は優れた技術力を持っています。日本、ドイツ、アメリカなども同様ですが、小回りが利く豪州では、ビジネスとしてすぐに成り立ちやすく、実用化の面でたいへん有利です。

ビジネスを学んでも、企画、計画だけではどうしても絵に描いた餅に過ぎませんが、豪州でビジネスを学び、 卒業後それを生かすことのできる可能性の高いこの国での留学は、意義深いといえます。

最後に、キャリア・コンサルタントとしてアドバイスを1つ。よくある問い合わせに「○○を履修すればどういう就職が考えられるか」「どの学校が就職に有利か」などがありますが、経営学においては、それを学んでも、何かになるための絶対条件にはなりません。同じ科目を同じ大学で学んでも、いかに学んだことを吸収し、今までの経歴と融合させ、アピールし実践できるかは、個人の資質に負うところが大きくなります。ただし、何かを実行するための大きな武器にはなり得ます。どんな武器を手に入れるかも、手に入れた武器を生かすも殺すも、あなた次第ということになるのです。


オーストラリア留学でキャリア・アップ

山口幸司(やまぐち こうじ)

金融業界経験後、シドニー大学大学院MOTコースに留学。一時休学を経て2007年7月卒業。現在、スタッフ・ソリューションで留学カウンセラーを務める。日本での人事担当経験と現職の経験を活かし、就職に有利な留学アドバイスを行う。日豪の就職事情にも精通。

 

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