技能職業リスト「SOL」の変更に伴う、オーストラリアの就職活動について

オーストラリア留学でキャリア・アップ

オーストラリア留学でキャリア・アップ

留学エージェントのカウンセラーが、オーストラリアのさまざまな
学部・学科をご紹介。

技能職業リスト「SOL」の変更に伴う、
オーストラリアの就職活動について

今回の変更で408種あった職種が181種まで減りました。専門職(エンジニアやIT、会計、医療系)の多くは需要職として残りましたので、これらの業界や職種での就職においては永住権取得と平行しながら就職活動という今までの流れが引き続き有効です。今回の変更で顕著だったのが、ジェネラリスト系(一般的と判断された)職種、(マーケティング、ファイナンス関連などから、高需要職種と判断されなかった通訳・翻訳、弁護士まで)がリストからことごとく漏れてしまったことです。これにより、例えば国際ビジネスやMBAなどを勉強した後に、永住権を取得して現地で就職という道が、限りなく閉ざされてしまったように見えます。

ただ、現実的には専門職の人ばかりに職需要があるわけではなく、少なくとも私たち日本人に関係する日本語スピーカー・ポジションにおいては、より一般的な職種、(営業、マーケティング、通訳事務職など)で需要が少ないというわけではありません。今回の改定で働けるビザを就学、卒業後に自力で取得できる道が今のところ絶たれたとはいえ(注:現在学生ビザ保持中の方は、条件次第でサブクラス485という、1年半ほど働けるビザを申請できる可能性はあります)、オーストラリアでの就職のチャンスがないということではありません。

オーストラリアでは学生ビザでも週20時間の就労が認められており、この期間に仕事ぶりを評価され、ビザ・スポンサーシップを受けるという実例もあります。ワーキング・ホリデー・ビザでは期間的に難しい場合もありますが、パートタイムとはいえ、長期間、働ける学生ビザならでのメリットだと思います。勉強との両立は大変ですが、両立している人も少なくありません。

その際のポイントは、1)自分の経歴と勉強するコースができるだけ合致している、あるいは延長線上にある、または関連性をアピールできる。2)経歴次第でビジネス・ビザを申請できない職種もあるのでチェックする。3)英語が大学、大学院入学可能なレベル以上である。4)運と縁とはいえ、その可能性をアップするため、在学中のできるだけ早い時期から活動する。5)プレゼン力で自らをプレゼンテーションする――という5点です。

簡単ではありませんが、日本で一定の職歴があり、かつオーストラリアの大学や大学院に通っている方であれば、職歴の内容や大学での専攻にもよりますが、少なくともそうでない人よりも多くのチャンスがあります。


オーストラリア留学でキャリア・アップ

山口幸司(やまぐち こうじ)

金融業界経験後、シドニー大学大学院MOTコースに留学。一時休学を経て2007年7月卒業。現在、スタッフ・ソリューションで留学カウンセラーを務める。日本での人事担当経験と現職の経験を活かし、就職に有利な留学アドバイスを行う。日豪の就職事情にも精通。

 

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る