コロナ禍で頑張る学生たちにインタビュー!北勝 暉人さん

コロナ禍でどう変わった? オーストラリアの学生ビザ事情
コロナ禍で頑張る学生たち──この危機をどう乗り越えたのか
学生たちにインタビュー!
北勝 暉人(きたかつ あきひと)

北勝 暉人(きたかつ あきひと)

現在通っている学校:Tafe NSW Ultimo【Diploma of Website Development】
25歳から日本で英語の独学を始め、1年後の2017年から海外生活開始。2度のフィリピン留学後、オーストラリアで2年間のワーキング・ホリデーを経て、現在はシドニーTAFEでITを学ぶ。2020年末、 Webサイト制作を始めとしたさまざまなサービスを提供するWeb Camperを設立。
Web: webcamper.co

コロナ禍、大変な時期をチャンスと捉え、学生として学業に励みながら起業を決意した北勝暉人さん。その決断までに、どのような思いがあったのか、話を聞いた。

──なぜ、オーストラリアへの留学を決めたのですか?

「僕は20代半ばまでずっと日本に住んでおり、本気でプロを目指すフリーター・バンドマンでした。大学は出ていませんし、就職して社会人になった経験もありません。そんな中、5年前に人生初の海外旅行でシドニーに来る機会があったのです。その時は2週間だけの滞在だったのですが、日本とは違う人との心地良い距離感や、オーストラリアに流れている穏やかな空気に衝撃を受けた僕は、またシドニーに戻ってくることを決意しました。この瞬間から、僕の人生が変わりましたね。25歳からの英語学習という遅めのスタートでしたが、日本で留学資金を貯めつつ独学を続け、2017年に日本を出ました。2度のフィリピン留学、シドニーで2年間のワーキング・ホリデーを経験し、現在はTAFE NSW Ultimo校でDiploma of Website Developmentを専攻しています。この学科では、主にウェブサイト制作やITに関することなどを学んでいます」

──コロナ禍でどのような影響がありましたか?

「専攻している学科は2期制で、前期は今年7月に修了しました。しかし後期は、新型コロナウイルスの影響で来年2月スタートに延期になっています。

現在は学生ビザで滞在していますが、『ホリデー期間』という扱いになっています。新型コロナウイルスの影響による特別措置、といった感じですね。1番大きな影響は、仕事がなくなったことでした。シドニーにあるドライ・クリーニングの店で働いており、それに加えて「UberX」というタクシー・ドライバーもやっています。2つの仕事を掛け持ちしていることは、僕にとってのリスクヘッジだったのですがその両方からの収入がなくなってしまいました。収入が0になり焦りに焦ったので、勉強に集中しました。『自分で稼げる能力を身に付けないとやばい』といった危機感が強かったです。TAFEの授業とは別に、オンラインでのプログラミング講座を受講したり、Udemyで動画講座を数多く購入してひたすら勉強しました。

そのおかげで、しばらくするとウェブ制作やアプリ制作など、自宅にいながら仕事を受注できるようになりました。そうすることで、スキルもどんどんと伸びました。現在も自宅で制作案件をこなしつつ、案件が入っていない時間は勉強をするようにしています」

──培ったスキルを元に起業を考えていらっしゃるそうですね

「これから会社を作ります。『WebCamper』というIT系の会社で、オーストラリア永住者かつ経営者の日本人と、シンガポールでHR、コンサル企業で働くオーストラリア人がビジネス・パートナーです。将来的に日本に帰ることになっても、シンガポール、オーストラリア、日本の3拠点を中心に、面白いことを事業にしながら場所に捉われない働き方を目指していきます。

これも、コロナ禍の影響でいろいろと考えることが増えたり、自分で勉強をする習慣が身に付いたからこそ見えてきた新たな未来です。現在30歳なのですが、今まで社会人経験をしたことのない僕が一から事業を始めると、しんどいことやキツいこともたくさんあると思いますが、百も承知です。自分の限界をぶち壊せる瞬間だと思っています。楽しみですね」

──ピンチをチャンスに変えた秘訣やコツがあれば教えてください

「前述したとおり、収入がなくなったことをきっかけに猛勉強をするようになりました。その理由には、危機的状況を脱出するという目的と他に、今ここで頑張れば、コロナ禍が終息した未来で大きく飛躍できると考えたからです。コロナ禍の影響で、Netflixや任天堂などのエンターテインメント事業が大きく売り上げを上げているといったニュースを見たことはありませんか?それは、人びとが外に出られなくなった分の自由時間を娯楽に費やしているということです。この期間でいかに差をつけられるかで、全く違う未来が来ると確信しています。

コロナ禍が終息した未来を思い描くことで、今何をしなければいけないのか、また行動の原動力になると思います」

(左)ドライ・クリーニングの職場にて。 同僚 たちとハロウィーン・パーティ (右) Tafe NSW Ultimoのキャンバス

(左)ドライ・クリーニングの職場にて。 同僚たちとハロウィーン・パーティ(右) Tafe NSW Ultimoのキャンバス

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