警察の立ち入り禁止命令/QLDで安全・快適ライフ

QLDで安全・快適ライフ 第73回
警察の立ち入り禁止命令

 法律は警察官に、アルコールや薬物関連の暴力や反社会的な行動に対して、素早く効果的に対応することを可能にしています。法律によって警察官は、たとえアルコールや薬物に関連していない場合でも、反社会的な行動を取ったり、暴力的であったり攻撃的である場合に、その場所からの立ち退きや立ち入りを禁止することが可能です。

 警察官は、人びとに対して以下の場所や状況への立ち入りや滞在を禁止できます。

  1. 酒類販売許可のある店
  2. セーフ・ナイト地区(Safe Night Precinct)
  3. 酒類販売をしている公共のイベント
  4. 上記の地域から一定距離の場所(例えば、酒類ライセンスのある店やセーフ・ナイト地区から500メートル以内の場所への立ち入り)

 警察官は以下の状況で禁止命令を出せます。

  1. 行動が無秩序、攻撃的、脅迫的、または暴力的な場合
  2. そのような行動を公共の場所またはその近くで行った場合
  3. その人が現状いることにより、その場所で現在または近い将来に下記のような許容できないリスクがある場合
    (暴力の発生/他に居合せた人たちの安全に問題がある/通行やその場所で他の人が楽しむことへの邪魔になる場合)

 警察の禁止命令は、該当者の家や職場、学校などへ入ることを禁止することはできません。この禁止命令の期限は最長で10日間、またはイベントが終了するまでになります(ただし、最長3カ月まで延長される可能性もあります)。

 警察官は、禁止命令を出すに当たり、顔写真を撮る権利を持っています。

 警察の禁止命令は必要な場所に配布されます。該当者の禁止内容、顔写真などは、禁止命令の発行される対象の店やイベントへ送られます。場合によってはIDをスキャンするセーフ・ナイト地区にも情報が配布されます。

 もし、IDスキャナーなどに該当者の情報が読み込まれ、本来行ってはいけない場所に行った場合には、自動的に警察に情報が提供され、捜査が開始されます。

 警察の禁止命令の修正やキャンセルの申請は、以下の警察のコミッショナー宛てに申請が可能です。

■Web: forms.police.qld.gov.au/reports/policeBanning

【無料お悩み相談会】(Coffee with officers)
日時:12月1日(水)10AM〜12PM
場所:The Woodroffe Hotel(Southport)
申し込みEmail: 4035484@police.qld.gov.au(日本語でどうぞ)

このコラムの著者

平野尚道

平野尚道

QLD州警察ゴールドコースト(GC)地区・日本担当リエゾン・オフィサー。GC日本人会会長を8年務める。移民サポート非営利団体MCCGCで異文化育成担当を9年務めた後、現職。2009年に在ブリスベン日本国総領事館より在外公館長表彰、14年にGC市オーストラリア・デー文化功労賞を受賞

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