小野不在で決め手欠くWSW、アウェーで痛恨のドロー(Aリーグ第8節)

 小野伸二のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(以下WSW)は、1日、アウェーのウェリントンでウェリントン・フェニックスとAリーグ第8節を戦い、0-0のスコアレスドローに終わった。WSWにとっては、首位のロアに引き離され、ライバルのシドニーFCには追いつかれる痛恨のドローとなった。

 ケガで小野、さらにはFWのユリッチを欠き、前節から先発5人が入れ替わったWSW。前節3失点の守備陣では、前節は先発したスピラノヴィッチに代わって、キャプテンのビューチャンプが復帰。前線では小野の代わりの司令塔のポジションにはムーイが収まり、ベンチスタートとなったヘルシの代わりに右ウィングにはミニコンが入り、左にブリッジ、真ん中にハリチが陣取る布陣で臨んだ。

 試合は、中盤に創造性を加える小野不在のWSWが攻め手を欠き、ホームのウェリントンがやや優勢に試合を運ぶ展開。前半はスコアレスで折り返し、後半も両チームともに決め手を欠く。WSWは試合残り30分を切ってからベンチスタートのヘルシを投入して打開を図るが、試合の流れを引き寄せられないまま試合終了の笛を聞いた。試合を通してなかなか有効なチャンスを産みだせない展開に、WSW攻撃陣での小野の存在の重要性が炙り出される結果となった。

 試合後のポポヴィッチ監督は「勝ち点がどうしても欲しい相手とのタフな試合を予想していたので、無失点で勝ち点を得られて良かった。初先発の選手を含め、全ての選手のパフォーマンスに満足している」と淡々とコメント。

 WSWは、第8節終了時で首位ブリスベンには勝ち点3差に離され、ライバルのシドニーFCには勝ち点差無しまで詰め寄られたものの、何とか2位をキープ。次節は、ホームに最下位のメルボルン・ハートを迎える。

 

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