
ボールの上を打ってしまい、トップしてしまうことが多く、あまりボールが高く上がりません。高い弾道のショットで飛距離を伸ばすためのアドバイスをお願いします。
(花子ちゃん=12歳・ゴルフ歴5年)






しゅり先生のワンポイント・アドバイス
なかなか練習ができない花子ちゃんですが、とってもバランスが良いすばらしいスイングです。さて、ボールの上を打ってしまい低い弾道のショットが多いとのこと。早速、スイングを見てみると、バック・スイングを上げる時から(写真2)、インパクト(写真4)とフォロー・スルーでひざと上体が伸びてしまっています。そのためミス・ショットが出てしまうことが多いようです。
高い弾道のショットを打つには、クラブ・ヘッドの角度を変えずに、できる限りキープしたまま振り抜かなくてはいけません。それには、アドレスで作った前傾姿勢をフォロー・スルーまで保ち、上体の高さを変えないことが必要です。足の付け根をしっかり折り、おへそが地面を向くくらいの前傾姿勢を長く保つよう気を付けてみてください。上体の高さを変えずに、体の回転を意識してフィニッシュまで振り抜きましょう。そうすると、クラブ・ヘッドの上にボールが長く乗りますから、そのクラブ・ヘッドの角度でボールが上がって飛んでいきます。ぜひトライしてみてください。
いつもしゅり先生のレッスンを楽しく受けています。ひざと上体が伸びてしまってるとのこと。写真を見ると確かにバック・スイングから伸びているのがよく分かります。先生のアドバイスのように、上体の高さを変えずに体の回転を意識して練習していきたいと思います。いっぱい練習して、もっともっとゴルフが上手になりたいです!

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しゅり先生プロフィル
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員