豪州不動産事情/2018年3月の不動産の見通し

不動産のプロに聞く 豪州不動産事情

第69回
今月の不動産の見通し

2017年の後半から低迷し始めた不動産価格ですが、シドニー、メルボルンを中心にオーストラリア主要都市の不動産価格は落ち着いています。

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オーストラリア各シティー中心部の不動産価格予想
オーストラリア各シティー中心部の不動産価格予想

シドニーでは、18年1月までの5カ月にわたり価格が下落しており、17年7月からは3パーセント、1月だけで1パーセントの下落を記録しています。

17年に価格の上昇が好調だったメルボルンは、17年12月から1月にかけて微量ながら0.2パーセントの下降がありました。

シドニーは、オーストラリア内で最も大きな不動産市場でもあり、ここ数カ月間は価格の下落があったものの、底入れの可能性は低いと見られています。一方で、ホバートは17年に12.4パーセントの大幅な価格上昇がありましたが比較的値ごろな価格帯の市場であったことが値上がりの要因でした。

コモンウェルス銀行(CBA)によると、18年シドニーとダーウィンは、年間を通して約3パーセントの下落が予想されていますが、その他の主要都市は約1~4パーセントの上昇が予想されています。

賃金上昇率の低下、限られた手軽な価格の物件数、アパートメントの供給の増加、ローン金利の上昇などを要因として、融資の基準が厳しくなっていることも要因とされています。やっと、シドニーは売り手市場から買い手市場に変化し始めてきました。今後もこの


スターツ・インターナショナル・オーストラリア
取締役シドニー支店長
寺田環

NSW州不動産業者免許(フル・ライセンス)所持

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