夢のマイホーム/変動金利型ローンの魅力

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第120回 変動金利型ローンの魅力

5月のオーストラリアの中央銀行、オーストラリア・リザーブ・バンクの政策金利も最低記録を更新し、1.5パーセントのままとなりました。ここ数カ月で上がるだろうと騒がれていましたが、今や専門家の意見も一挙にトーンダウンし、2019年まで持ち越すだろうと言われています。しかし銀行の金利は、ファンディング・コストが上昇しているため、政策金利がそのままでも上昇は避けられない見通しです。

この最低政策金利が継続する中、面白いことが起きています。既に底を着いている金利であるならば、数年固定金利ローンを契約する人が増えるだろうと業界では予測されていましたが、変動型ローンでの契約が増加、固定型ローンでの契約は8カ月間続きで減少しています。モーゲージ・チョイスの最新のデータでは、今年の5月時点で82パーセントが変動型ローンでの契約で、4月からは2パーセント増加、昨年の5月からは12パーセント増加しているとの結果が発表されています。

現在、居住用ローンで融資が35万ドルの場合、ディスカウントのないスタンダード変動金利は平均5.2パーセントとなっています。ディスカウントがある場合には、大手銀行であっても4パーセントを下回るところもあります。大手銀行を含めた固定金利を見てみますと、同じ35万ドルの3年固定の平均は3.85~4.19パーセントと非常に魅力的な金利となっています。それでも変動金利の人気があるのは、そのフレキシビリティーにあると言われています。


オフセット口座を利用できるオプションがあったり、繰り越し返済に制限がない、余分に繰り越し返済をしていた場合には、その余剰分を自由に引き出す(Redraw)ことができます。

シドニーで物件を購入する場合には、融資金額も大きくなってきますので、一部を固定、残りを変動とするのも一案です。絶対に固定や変動など究極を選択せず、変動のフレキシビリティー、固定の低金利と両方おいしいとこ取りを考えてみても良いのではないでしょうか。


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住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
Yon

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