政策金利2.0%で据え置き―豪準備銀行

住宅ローン金利引き下げと低インフレで追加緩和に含み


 オーストラリア準備銀行(RBA)は3日、月例の理事会を開き、政策金利を2.0%で維持することを決めた。今年5月に、同金利を現行制度下で史上最低を更新する2.0%に引き下げて以来、6カ月連続の据え置きとなった。

 RBAのグレン・スティーブンス総裁は声明で「本日の理事会は、過去数カ月間に景気回復の見通しがより強まったことと、政策金利を変更しないことが妥当であることを判断した」と述べた。ただ、国内総生産(GDP)の成長率がこのところ長期トレンドを下回っていること、インフレ率の低い状態が当面続くと予想されることなどを踏まえ、「緩和的な金融政策が必要」だとして、今後の追加利下げの可能性を示唆した。

 豪4大銀行は10月23日までに金利変動型住宅ローンの利率の引き下げを発表していて、不動産市況への影響が懸念される。10月28日に発表された7〜9月期の消費者物価指数も前期比0.5%の上昇と弱かった。今回は見送ったものの、追加緩和への圧力は引き続き顕在化しそうだ。

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