「ネガティブ・ギアリングに手を付けない」

5月予算案についてタンブル首相が発言

 マルコム・タンブル首相は、「労働党のネガティブ・ギアリング政策案が実施されれば住宅不動産投資意欲が減退し、賃貸料が上がり、住宅価格が下がる」と発言した。また、スコット・モリソン財相は、「政府は経済信頼感を損ねるようなことは一切しない」と語ったが、労働党は、「労働党の政策は新築住宅からネガティブ・ギアリングを制限する考えであり、来年までに既成投資物件となったものについては適用しない」としている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 4月24日、タンブル首相は、予算政策全面にわたって変更がないことを明らかにした上で、「労働党のネガティブ・ギアリング政策案は、国内のすべての住宅の価値を下げることになる。それがもくろみだ。また、賃貸料を押し上げることを考えている。それが労働党の狙いだ。保守連合が労働党の無謀な計画に批判を加えていたことを考えれば、驚く者はいないと思う」と語った。

 一方、労働党のクリス・ボウエン影の財相は、「労働党の政策は、初めての持ち家を購入しようとする人々を援助し、対等の土俵に押し上げようということだ。子供を持つ親たちは、連邦政府が、自分達の子供の世代に住宅を購入することができるような政策を何一つ考えていないことを憂慮すると思う。現在、初めての持ち家購入者の率が最低で、投資目的の住宅不動産購入率が最高になっている。問題はすべてつながっている。専門家もエコノミストもすべてこのことを認めている。認めていないのはタンブル政権だ」と語っている。また、トニー・バーク議員も、「タンブル首相は国民を不安に陥れる戦術に出ている。住宅市場は上げ圧力も下げ圧力もあり、保守連合の国民を不安に陥れる作戦を支持する専門家もエコノミストもいない。タンブル首相は、トニー・アボット前首相の政策方針を取り入れただけだ」と語っている。
Malcolm Turnbull rules out negative gearing changes in May budget

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