カソリック団体、政治行為で慈善団体登録問題浮上

連邦選挙で「緑に投票するな」と父兄に呼びかけ

 VIC州のカソリック団体、Catholic Education Commission of Victoria (CECV)は、連邦選挙期間に父兄に向けて、「緑の党に投票するな」と呼びかけたため、政治活動を行ったと判断され、慈善団体登録機関から非課税措置を取り消される可能性が出た。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 CECVのCEOがカソリック系学校生徒の父兄に宛てて、「緑の党の政策は学校にとって不利になる」旨の手紙を送った行為について、慈善団体登録と管理を行うAustralian Charities and Not for Profit Commission (ACNC)に訴えがあったことを受けた措置。これに対して、教会側は、第三者のメディア報道による伝聞を取り上げ、しかも公平を欠く措置だとしている。

 CECVとACNCとのやり取りをABC放送が入手しており、7月2日の連邦選挙では、Australian Conservation Foundation (ACF)とEnvironment Victoriaが自由党候補者に反対するキャンペーンを行ったが、ACNCから政治活動を理由とした慈善団体登録取り消しの通告を受けていない、としている。

 ACNCでは毎月60件程度の慈善団体に関する苦情を受け付けており、ACNCでは最終的な措置の前に十分な調査を行っている。そのため、複数の訴えが継続調査中になっている。

 CECVは、同団体の行為は2013年の慈善団体法の条項に明記された合法的な行為だとの声明を発表している。
■ソース
Catholic organisation accuses charities regulator of mounting ‘fishing expedition’ over reports of political campaigning

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