ワーキング・ホリデー斡旋会社取り調べ

客に合計25,000ドル返済命令

 ゴールド・コーストのワーキング・ホリデー斡旋会社が、QLD州政府の調査を受け、客のワーキング・ホリデー・メーカーらと不公正な契約を結んでいたとして、合計25,000ドルの返済命令を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この会社は「Global Work and Travel Co (Global)」社で、「ギャップ・イヤー」のワーキング・ホリデー旅行斡旋を契約した29人に合計$25,655の一部返済をしている。

 同社は、毎年1万人程度の若い人達と旅行、雇用をパッケージで斡旋しており、客の大部分がオーストラリア、イギリス、アメリカ、カナダという英語圏出身者。しかし、客の間から同社に対する不満が出ていることを知ったABC放送がカナダのCBCと共同調査し、客になった大勢の若者が同社に対して、「法外なマージン、セプレッシャーをかけるセールス戦術、雇用についても誇大な約束」などの証言を得た。

 同社は、客をあざむくセールス戦術や法外なマージンを否認しており、「客の満足度は97.5%から99%」としている。しかし、QLD州公正取引局(OFT)の13か月にわたる調査の後、$200から$1、500の一部返済に応じた。

 2015年2月、OFTは、サーファーズ・パラダイスの本社を捜索し、書類、コンピュータ・ファイルを押収し、容疑をOFT内の重要問題捜査部担当に引き上げた。その後、同社は2つの部門を清算し、客に対しては、同社の経理を清浄化するための再編成と伝えている。

 OFTでは、「当局が懸念しているのは同社の契約条項だ。いくつかの条項が、オーストラリアの消費者保護法に照らして不公正と考えている。従って、同社に対しては条項の改定と条項によって引き起こされた問題を是正することを指導している。同社と契約した若い人達は利発ではあっても、現実の契約交渉や権利・義務については慣れていない。同社はそこにつけ込んだ」と発表している。

 OFTは、ABCとCBCの番組放映の後、70件を超える苦情を受け取っており、同社と交渉の上、客への一部返済を了承させたと発表している。

 また、ABC放送は、「同社は、ABCのインタビュー申し込みを拒絶したが、『苦情の大部分は取り上げるに足りないつまらない話だが、OFTとの交渉の結果、苦情解決の手段として一部返済に応じる』などの内容の声明を発表している」と伝えている。
■ソース
Working holiday company The Global Work and Travel Co pays back $25k to customers after government investigation

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