国際石油開発帝石のコンデンセート初出荷

WA州沖ブラウズ堆積盆のイクシスLNGプロジェクト

 国際石油開発帝石(Inpex)のイクシスLNGプロジェクトから初のコンデンセート・タンカーが出航した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 WA州北部200km沖合のブラウズ堆積盆にあるインペックス社のイクシスLNGプロジェクトは、海底ガス田のコンデンセート(超軽質原油)の生産が始まっており、コンデンセート・タンカーが初出荷のコンデセートを積んで出航した。

 生産された超軽質原油はアジア市場に送られ、そこで精製され、燃料油になる。何十億ドルもの資金を投じて開発されたプロジェクトがようやく収入をもたらし始めることになる。

 インペックス社のビル・タウンゼント渉外担当ジェネラル・マネージャは、「当社が探査認可を受けたのは1998年。20年の歳月が過ぎており、また、イクシス・ガス田の発見につながった探査井の掘削を始めてからざっと18年が過ぎた」と語っている。

 さらに、「また、最終的に投資を決定し、プラント建設作業を始めてから6年半が過ぎている。これまでに500億ドルを投資しており、ようやく収入を生む段階に到達した。生産のピークには日産10万バレルのコンデンセートを生産できるようになる。当社にとってコンデンセートは重要な産物であり、プロジェクトを経済的に成り立たせることができるのもコンデンセートのおかげだ。イクシス油ガス田は1960年代のバス海峡の油ガス田以来最大の液状炭化水素鉱脈であり、オーストラリア国内で最大の鉱脈発見の一つに数えられよう」と語っている。

 ブラウズ堆積盆におけるインペックス社の主生産物は液化天然ガス(LNG)であり、ピーク時には年産890万トンのLNGと年産165万トンの液化石油ガスを生産できる見込みとなっている。また、同社はブラウズ堆積盆の井戸からダーウィンの処理プラントまで900km近い、南半球最長の海底パイプラインを建設している。

 また年末までにダーウィンの処理プラントからLNGとLPGの出荷が始まる予定になっている。
■ソース
Historic moment for Inpex as first condensate shipment leaves Ichthys LNG project in Browse Basin

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