住民グループ、飲料会社の地下水汲み上げに反対

125,000人の署名集めて多国籍企業豪本社に

 VIC州北東部の町の住民が飲料会社の地下水汲み上げに反対し、3,000ページ、125,000人の署名を集め、飲料会社豪本社に持ち込んだ。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 スタンリー地区はNSW・VIC州境のオルバリーの真南の山間の村だが、多国籍企業のアサヒ・シュウェップス社が地下水汲み上げ権を買収、この土地で汲み上げた水をオルバリーに運び、そこで瓶詰めする計画になっている。しかし、地域住民が同社の地下水汲み上げに反対しており、メルボルンの同社本社に125,000人の請願書を届けた。

 また、住民代表はダニエル・アンドリューズ労働党VIC州首相にも1,200通を超える書簡を届け、「地下水の用途について地域住民の意向をよく反映するように「Water and Planning Acts」の改定を要求した。

 同社の地下水権は19メガリットルの地下水汲み上げを認めており、汲み上げた水はオルバリーに運ばれ、そこでアサヒ飲料の瓶詰め飲料水として製品化されることになっている。

 スタンリーの住民とインディゴ・シャイア議会は過去5年間にわたって反対運動を続けており、2017年には州最高裁で敗訴、9万ドルの裁判費用を支払うよう命じられている。しかし、地域住民はさらに地下水の管理を厳格化するよう求めている。

 一方、アサヒ・シュウェップス社は、「スタンリーの地下水は必要とする時だけ汲み上げることになっており、現在の汲み上げ量はライセンスに指定されている汲み上げ量よりもはるかに少ない」と発表している。

 また、VIC州政府のリサ・ネビル水源担当大臣は、「Water Actは、汲み上げた地下水の利用目的に応じて差別すべきではない。現実にはスタンリー地区付近の汲み上げ量は汲み上げ可能量の0.5%にしかならない」と語っている。
■ソース
Country residents take water fight to Melbourne in bid to stop Asahi bottled water extraction

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