「外資で北部準州は10年内に石油ガス基地に」

連邦政府資源・北部担当大臣が発言

 既に日系企業国際石油開発帝石株式会社(Inpex)は、大陸北西部大陸棚のイクシス・プロジェクトからの生産を開始しており、10月下旬にはLNG輸出も始められた。Inpex社は、ダーウィンのアボリジニ・グループにも総額2,400万ドルの支払い合意に署名している。

 11月16日には連邦政府のマット・キャナバン資源・北部担当大臣が、北部準州(NT)への海外からの投資の大成長で今後10年以内にこの地域が「巨大な石油・ガス開発基地」に変身するだろうと発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 世耕弘成経済産業大臣がダーウィンでInpex社のイクシスLNGプラントの公式開所式が行われ、大臣は、「NTの資源開発でアジアに第二のLNG革命が進むだろう」と語った。

 また、キャナバン大臣は、ガス開発プロジェクトによってNTは経済停滞から脱出することができると語った。

 イクシスLNGプラントは550億ドルを計上して開発が行われ、日本からオーストラリア本土への投資額としては最大級と伝えられている。

 キャナバン大臣は、これをテコにさらに日本からオーストラリア大陸北部への投資を誘いたいと語り、世耕大臣は、日本とオーストラリアは互いに重要なパートナーであり、互いにLNG貿易の最大パートナーだ。イクシスLNGプロジェクトの成功により、LNG開発協力は次のステップに進むことになった。急成長するアジア地域のLNG需要に対してイクシスLNGから供給が行われ、第二次ガス革命が始まるだろうとしている。

 建設段階でダーウィンでは1万人の雇用があり、現在も2,500人がプラント建設の最終段階を進めている。生産段階にはLNGプラントで昼間は350人、夜間も60人が作業に従事することになる。
■ソース
Foreign investment could fuel ‘massive oil and gas base’ in NT within a decade, says senator

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