ウェスタン・シドニー計画新空港の名称決まる

豪女性パイロット先駆者ナンシー=バード・ウォルトン

 3月4日、シドニー都市圏西部バジェリーズ・クリークのシドニー第二空港の名称が発表された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 新名称はオーストラリア女性パイロットの草分けの一人、ナンシー=バード・ウォルトン氏の名前を与えられた。

 バード・ウォルトン氏は、オーストラリア航空界の先駆者で、歩き始めた時から空を飛ぶことを夢にしていたことが伝説になっている。1933年、18歳でチャールズ・キングスフォード・スミス氏のパイロット学校に入学し、19歳で当時の最年少で営業パイロット資格を得ている。また、全豪女性パイロット協会(AWPA)の創設者としても知られている。

 1935年には「Royal Far West Children’s Health Scheme」のパイロットとして、NSW、QLD両州のロイヤル・フライング・ドクターのカバーしていない地域で自分のデ・ハビランド社製ジプシー・モスで空飛ぶ救急車の役目を果たし、「アウトバックの天使」のあだ名で知られるようになった。

 2026年開港予定の新空港の命名を発表したスコット・モリソン連邦首相は、「彼女はオーストラリアの女性だけでなく全国民の偉人だ」と語っており、空港名を「Western Sydney International Nancy-Bird Walton Airport」と発表した。

 また、「ナンシーはリーダーシップの才能に恵まれ、人々を団結させることができた。私は何度か顔を合わせており、非常にチャーミングな人だと知っている」と語った。

 1915年生まれのバード・ウォルトン氏は2009年に亡くなっている。

 また、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「ナンシーの名前は53億ドルをかけたシドニー都市圏西部の空港の名にふさわしい」と語っている。
■ソース
Western Sydney airport named after Australian aviation icon Nancy-Bird Walton

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