シドニー首都圏西部の地価高騰

NSW州全土で年間20%の記録

 NSW州の土地価格が昨年度1年で20%近くも上昇しており、上昇率がもっとも大きかったのはシドニー首都圏西部と発表された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月7日、NSW州の課税対象資産評価監督官が毎年発表する土地価格表が今年も発表され、州内の地価総額は1兆3,400億ドルに達していた。

 住宅地価上昇率がもっとも大きかったのはパラマッタ、ブラックタウン、ホルロイドといずれもシドニー首都圏西部で、ブラックタウンの場合、2015年度の地価上昇率は47%、ホルロイドが38%、パラマッタが25.9%にもなっていた。

 サイモン・ギルキス監督官は、「地価がこれほど上昇した原因は、一部には交通インフラストラクチャの改善の他、記録的な低金利という要因がある。また、これまで地価の低かった地区に地価上昇の波が押し寄せてきたということもあるようだ。最近まで都心に近い高地価地区の地価上昇率が大きかったが、その波がこれまで地価の低かった地区にまで押し寄せてきているようだ」と述べている。

 30%を越える地価上昇率地区には、カナダ・ベイ(30.1%)、ヒルズ・シャイア(31.8%)、ランドウィック(34.8%)などがある。シドニー首都圏以外で地価上昇率が30%を超えたのはイラワラ地域南部のシェルハーバーの35%がある。

 また、カナダ・ベイ、レーン・コーブ、ノース・シドニー、ストラスフィールド、ランドウィックでは、初めて住宅地価中央値が100万ドルを突破した。

 この地価表は、各地方自治体が不動産所有者の地方税を定める基礎になるが、これだけで決まるものではなく、各自治体の地方税率体系や独立価格規制審判所(IPART)の定める限度率なども加味される。
■ソース
Land values skyrocket in Sydney’s west as NSW records 20pc growth in a year

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