外国人の住宅不動産熱が引き潮に

国内各都市で住宅価格が下降傾向に

 不動産マーケティング企業のデータによると、2016年第一四半期の住宅価格全国メディアンは0.5%下落しており、2015年第四四半期から引き続き住宅価格が低下している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 前回、2四半期連続で住宅価格が下落したのは、2011年6月で、その時は全国的に軽度の住宅市場スランプが起きており、中銀の政策金利が4.75%まで上がったところで引き上げサイクルが終わりを迎えた時期だった。

 当時と現在を比べると、現在は政策金利が2%という記録的な低さになったまま1年近く経っている。しかも、今後上がるよりもさらに下がる傾向が見られる。

 今回四半期住宅価格上昇があったのは、1.2%のメルボルンと4.3%のホバートだけで、ダーウィンは-4.9%、シドニーも-1.5%だった。また、アパート価格はさらに悪化しており、価格が上昇した州都はなく、せいぜいアデレードが前回と変わらない水準にとどまっているだけだった。

 ホバートは住宅メディアン価格と異なり、アパート価格は-6.2%と最大の下落を示した。また、ダーウィンが-4.1%、パースが-3.7%といずれも下落している。

 ナショナル・オーストラリア銀行の調査では、「国内住宅価格低下の原因は、外国人の豪住宅熱が冷めたことにあるのではないか」としている。
■ソース
House prices fall in most cities as foreign buyer interest declines

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る