中銀、大方のエコノミストの予測通り政策金利据え置き

住宅バブルが言われながらも史上最低水準の1.5%

 12月第一火曜日の中銀(RBA)理事会は、政策金利を史上最低水準の1.5%に据え置きした。これは大方のエコノミストの予測通りで、一方、2016年末に向けて成長率もさらに鈍化し、2017年以降に上向きに変化すると予測されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ロイターが実施したエコノミスト64人を対象にした調査では、全員が2016年最後の理事会の政策金利据え置きを予測していた。

 理事会閉会後の記者会見で、フィリップ・ロウ新総裁は、「世界経済は成長を続けるが、平均的なペースを下回ることになる。また、先進経済では、労働市場状況はこの一年で改善があった。中国の経済状況も、インフラストラクチャや不動産建設部門の成長のおかげで安定化した。ただし、成長に対する中期リスクは依然として残るが」としている。

 リスクとしては、インフレが中銀の2%から3%という帯域を下回り続ける、年間の総合物価指数平均が1.3%に留まることなどが考えられる。

 ロウ博士は、「労働コスト成長率が下がり続けている事実は、インフレーションもしばらく低水準を続けるだろうと考えられる」と述べている。

 市場では、中銀が2017年から政策金利の引き上げに転じることには12%の確率としている。
■ソース
Reserve Bank leaves interest rates on hold as widely expected

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