ドイツで発見のドイツ人水彩画家の貴重な作品

オーストラリアでは最高の高値で落札される

 ドイツ生まれのオーストラリアの水彩風景画家、ウィルヘルム・エルンスト・ハンス・フランツ、ハイセン(1877年10月8日 – 1968年7月2日)の作品が2017年初めにドイツの遺産整理で発見され、このほど、アデレードの競売で記録的な11万ドルの高値で落札された。ハイセンは主としてSA州の北部で仕事をしていた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この作品は「The Camp on Wonoka Creek」の題がついており、ハイセンの最大級の水彩画だが、1958年に羊毛ブローカーの富豪、ジェームズ・マグレガーが買い取って以来行方知れずになっていた。マグレガーは誰かに贈ったものと考えられていたが、ドイツのデュッセルドルフの個人所蔵になっていたのが見つかり、国際的なアート・ディーラーが扱うことになった。

 アデレードの競売では8人がせり合ったが、ダフィールドが11万ドルで落札した。ジェーソン・ダフィールド氏は、「アデレード・ヒルズのハーンドーフにあるダフィールド経営のレストランに掲げ、誰でもが見られるようにしたい。私達を支えてくれている社会にお返しすることは大切なことだし、この水彩画をハーンドーフに置いておくことも大切だ。お客さんにこの作家の感覚を感じ、オーストラリアの風景のとらえ方を分かってもらえればいいと思う」と語っている。

 アート・ディーラーのジム・エルダース氏は、「SA州での水彩画落札価格最高記録だ。国内各地からこの絵を求めて入札が集まっており、かなり活気のある競売になった」と語っている。
■ソース
Hans Heysen masterpiece discovered in Germany breaks auction record

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