2017年アーチボルド肖像画大賞受賞者発表

パートナーを描いたシドニー在住の漫画家

 2017年アーチボルド肖像画大賞受賞者にはシドニー在住の人物画家兼漫画家のミッチ・ケアンズ氏が選ばれた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ケアンズ氏は、パートナーでやはり画家のアガサ・ゴス=スネープ氏を描いて受賞したもので、NSW州立美術館運営委員会の選考は毎年のように議論や対立、訴訟を伴っているが、今年も発表の翌日には選考批判が出ている。

 ケアンズ氏はアダム・カレン氏が2000年アーチボルド大賞を受賞した当時、カレン氏のスタジオ・アシスタントを務めていた。また、これまでに4回、アーチボルド大賞の最終選考近くに進出、2回は次点作とされた。

 ケアンズ氏には10万ドルの賞金が贈られることになり、氏は、「美術家にはサポートが必要だが、今回の受賞は決定的なサポートだ」と語っている。

 アーチボルド肖像画大賞は、「ブレッティン」誌編集長を務めたジャーナリスト、ジュールズ・フランソワ・アーチボルド氏の遺言で1921年に設立されたもので、国内最高の肖像画大賞とされており、過去1年間に制作された作品であることが条件になっている。

 次点作にはジュン・チェン氏が自分の画商、レイ・ヒューズ氏を描いた肖像画が選ばれた。チェン氏は2009年にもヒューズ氏を描いて大賞に応募している。

 州立美術館運営委員会のデビッド・ゴンスキ氏は、「チェン氏の作品とケアンズ氏の作品の優劣をつけるのは難しく、時間をかけて決められた。今年は822点の応募があり、43点が最終選考に残った」と発表している。
■ソース
Archibald Prize: Mitch Cairns wins 2017 portrait gong for painting of his partner

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