CFMEU・QLD州書記長訴追を勧告

労組ガバナンス腐敗特別調査委員会

 連邦の労組ガバナンス腐敗特別調査委員会は、建設林業鉱業エネルギー労組(CFMEU)QLD州支部の不正腐敗行為を調べていたが、同労組支部で証拠書類などが何トンも廃棄処分されていたことが暴露され、また建物内の防犯カメラに目隠しして証拠を隠滅するなどCFMEU内の不正行為が明らかになっている。9月24日には、9か月前に同調査委員会がQLD州当局に、マイケル・ラブバーCFMEU・QLD州支部書記長を恐喝容疑で刑事訴追するよう勧告していたが、QLD州当局では何の対応もしていなかったことが報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日、ラブバー書記長は委員会に証人として出席した。同書記長は、2014年12月に発表された同委員会の中間報告書で、「同書記長をQLD州刑法違反の恐喝容疑で起訴する」よう勧告している。さらに、QLD州検事局(DPP)にも同様の通信を送り、勧告について注意を促している。QLD州DPPでは個々の問題についてコメントすることはしないとしながらも、DPPは独立機関であり、事件について政府の一員と話し合うことはしないと語っている。

 また、デーブ・ハナ前CFMEU州支部議長が2013年にブリスベン南部の自宅建設の際に何万ドルにも相当する無料工事を受けたことが委員会の証言で暴露された。そのため、先週にはアナスタジア・パラシェイ労働党州首相が、議会でハナ氏を党の懲罰にかけたことを明らかにしており、ハナ氏も党から脱退している。

 州議会野党自由国民党は、パラシェイ州首相に対して、CFMEUと関係を断つよう求めたのに対して、州首相は、「同労組の不祥事には立腹しているが、処分は全容が明らかになるまで待つ」と答えている。
■ソース
Trade union royal commission called for extortion charge against CFMEU state secretary Michael Ravbar

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