映画違法ダウンロード・サイトを相手に

映画配給会社、連邦裁に持ち込む

 2月18日、オーストラリア国内最大手の映画配給会社、ビレッジ・ロードショーは、「映画違法ダウンロード関係ウエブサイトを阻止するため、連邦裁に訴訟を起こした」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2015年6月に「ウエブサイト停止法」が制定されたが、この法律の適用を求めたのはこれが初めてで、ウエブサイト、SolarMovie.phを国内で禁止することを求めている。また、ペイTVのフォクステルも映画違法ダウンロード・ウエブサイト、Pirate Bayを相手取って同じような訴訟を起こすことが伝えられている。

 ビレッジ・ロードショーのグレアム・バーク共同CEOは、「当社は、特に悪質なグループ、SolarMovieを手始めとして停止させたい。そのウエブサイトは年齢制限のないオンライン賭博で子供をそそのかしており、さらには性的な広告も掲載するなど破廉恥な手段で巨額を得ている」と語っている。

 この法律が制定された時から、インターネット・プロバイダー(ISP)、著作権者、法専門家の間で訴訟も必至と予想されており、権者と大手プロバイダーがウエブサイト・ブロックの方法について話し合っていた。訴訟には、著作権者の命令草案が含まれており、裁判所の判決に基づいてこの命令草案が実施されれば、ISPは命令に従って、インターネット・ユーザーが命令に記載されているウエブサイトにアクセスできないようにしなければならず、著作権者側はDNSブロック・テクニックと「DNSキャッシュ・ポイズニング」の採用を求めるとみられている。DNSブロック・テクニックは、サーバーがユーザーのアクセスしようとするドメイン・ネームをIPアドレスに変換することを妨げ、そのIPアドレスにアクセスさせない方法になっている。この方法はまたドメイン・アクセスをブロックする方法としてはもっとも経済効率が高い。また、ISPの上部団体、コミュニケーションズ・アライアンスも、「DNSブロックとしてはもっとも優れている」としている。
■ソース
Village Roadshow launches legal action to block piracy-related website in Australia

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る