ゴールドコーストの女性、DV保釈中の夫に刺殺される

止まらないDV殺人、QLD州も保釈条件厳格化を検討

 オーストラリア全土ではドメスティック・バイオレンス(DV)は1日に何百件にものぼっており、そのほとんどの場合に女性や子供が被害者になっている。またDV殺人も週に1人以上とされている。

 1月31日、ゴールドコーストのピンパマ地区でテレサ・ブラッドフォードさんは、3人の子供の前で別れた夫、デビッド・ブラッドフォード(52)に刺し殺され、元夫も事件後に自殺している。この元夫は、テレサさんに対するDVで逮捕されていたが、事件当時保釈中だった。この事件を重大視したアナスタシア・パラシェQLD州政府は、DV加害者の保釈条件を厳格化することを検討している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 パラシェQLD州首相は、「保釈条件の厳格化の一つとして、DVで相手の首を絞める行為があった場合には保釈を認めないなどの条件を考えている」と語った。

 デビッド・ブラッドフォードは、2016年11月下旬にテレサさんに暴力をふるい、首を絞めるなどの行為があった。しかし、デビッドは2017年1月12日に保釈を認められていた。この事件で被害者を支援していたDV Connectのダイアン・マンガンCEOは、「首を絞める暴力行為はDV殺人の第一のリスク指標だ。その加害者に保釈を認めたのが間違いだった」と語っている。

 しかし、QLD州法曹協会の前会長でゴールドコーストの刑事弁護士を務めるビル・ポッツ氏は、「個々の事案で地裁判事が判断する権限を与えるべきだ」と語っている。
■ソース
Pimpama deaths: Government may tighten bail laws in domestic violence cases, Premier says

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