北部準州のマックロバーツ元警察長官実刑判決

詐欺重要容疑者との性的関係及び司法妨害

 北部準州(NT)のジョン・マックロバーツ元警察長官は、司法妨害の容疑で有罪の判決を受けていたが、6月26日、懲役3年、12か月後にそれ以降の期間を執行猶予する判決を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2014年、ロバーツ被告人は詐欺捜査の重要容疑者と性的関係があることを秘匿してたことが司法妨害にあたるとされ、起訴されていた。

 判事代理は、「マックロバーツは、事実を秘匿することで事実上嘘をついたことになる」と述べている。

 偽証による司法妨害は懲役最高15年が科せられるが、4月の公判で陪審団は評決に至るまで9時間かかっている。しかし、最終的にマックロバーツ有罪の評決にこぎ着けた。

 2014年5月から11月までOperation Subutaiと名付けられた旅行代理業者詐欺捜査でマックロバーツ被告人が捜査を妨害した容疑について陪審団は有罪と結論している。

 このOperation Subutaiは、元旅行代理業者でNTクライム・ストッパーズ委員長のザナ・カミトゥシス(現受刑者)を重要容疑者として捜査していたが、マックロバーツがカミトゥシスと性的関係を持っていた。

 カミトゥシスは2015年に詐欺と腐敗容疑で有罪判決を受け、4年近い懲役判決を受けている。

 6月26日午前、ダーウィン最高裁でディーン・ミルドレン代理判事は、1時間足らずで証拠をまとめ、「社会は警察長官に十全の信頼を置くことを期待している。マックロバーツの行為は名誉のある職からどん底への失墜だ」と述べた。

 当時、NTでは保健省の年金受給者交通運賃補助制度を利用して旅行代理店27店が不正に利益を得ていた容疑が浮かび上がっており、カミトゥシスも容疑者の1人で捜査のテストケースになっていた。マックロバーツ被告人はその時点で捜査員にカミトゥシスとの性的関係を告白し、捜査から離れるべきだったが、それをしなかった。

 マックロバーツの弁護士は、有罪判決に対してすでに控訴しており、27日午前に最高裁判事が審理する。
■ソース
Former Northern Territory police commissioner John McRoberts sentenced to three years in jail

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