ホバート警察、アボリジニの少女を脱衣所持品検査

「人権侵害」とアボリジニ権利運動家らが批判

 1月9日、TAS州ホバートで門限を破ったとして、13歳のアボリジニの少女が警察に逮捕され、さらに服を脱がせての所持品検査を行っており、少女の家族やアボリジニ権利運動家は、「少女は心理的な傷を負っており、警察の行為は人権侵害」と批判している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、TAS州ロンセストンのアボリジニ弁護士、マイケル・マンセル氏は、「アボリジニの子供は不当に逮捕される傾向がある」としている。

 少女は逮捕された上に一晩拘置されており、少女の祖母は、「警察の行為は人権侵害」としているが、当局は、門限を破った未成年は逮捕し、脱衣身体検査が規則になっており、規則に従ったまで」と発表している。

また、少女の祖母は、「9日夜に逮捕され、警察の身体検査では衣服をすべて脱ぐよう指示されたが最初は下着を脱ぐことを拒んだ。しかし、結局下着も全て脱ぎ、病院のようなガウンを着せられ、一晩拘置され、翌日簡裁に送られた」と述べている。

 さらに、「未成年を拘置し、脱衣の上で身体検察することが適正な行為とは思えない。軽微な違反で検挙された未成年者でも数時間以上は拘束されないものだと考えていた。彼女はかなりショックを受けている。人権侵害ではないか」と語った。

 マンセル氏は、「ショックを受けているのは当然だ。TAS州ではアボリジニの子供が不当に逮捕される傾向があり、警察とアボリジニの間の関係が思わしくないとことを示す事件だ。13歳の子供には脱衣の身体検査など行うべきではない。また、TAS州の成人アボリジニには「適切な法律援護を受けることができない」という意識があるとも語っている。
■ソース
Aboriginal girl ‘traumatised’ after police strip-search in Hobart

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