海洋保護区で無届け新年パーティ

フェースブックで広まり、警察憂慮

 シドニー東南部の海洋保護区で無許可の新年パーティがフェースブックを通じて宣伝されており、警察では保護区がパーティの群衆に踏みにじられるのではないかと憂慮し、現場をパトロールしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場は人気のある海水浴場、クロベリーとクージーの間にあるゴードンズ・ベイで、フェースブックでは、「フロート・ユア・ボート」イベントと宣伝され、「ゴムボート、チューブ、サンダル、フロート、ビールその他何でも好きな物を持って集まろう。友達を誘って集まろう。みんなでフロートで手をつないで2016年に漕ぎ出そう」とある。このイベントは午前10時開始と宣伝され、4,000人ほどが参加予定のボタンをクリックしている。

 1月1日の朝から水上警察がゴードンズ・ベイの水上を警戒し、陸上でもパトロールの警察官が同地域を訪れた市民のアルコール飲料を没収し、一部ではその場で罰金通告書を手渡した。

 州警察海上管区のマーク・ハッチングズ管区長名でパーティのフェースブックに投稿し、海洋水域使用許可を得ずにパーティを開くことは違法行為と警告、「このイベントが行われている時に人身の死傷事故が起きた場合、主催者が責任を問われ、法的措置の対象にもなる」ことを明らかにしている。

 ゴードンズ・ベイは様々な海洋生物の宝庫といわれており、大勢が集まって遊び回ることで海洋生物生息地が荒らされることが気づかわれている。ハッチングズ管区長は、「この海洋保護区はベイの豊かな海洋生物生息地を保護するために定められたものだが、大集団のパーティはその生態系を破壊する危険がある。また、パーティでは大量の汚染物質が持ち込まれ、生態系に取りかえしのつかない影響をもたらす可能性がある」と述べている。

 結局、ゴードンズ・ベイにはごく少人数が訪れただけで、ゴムボートも1艘だけだった。
■ソース
Gordons Bay Facebook party: New Year’s Day celebration at marine reserve prompts police concerns

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