大晦日のウーバーで料金800%

解禁されたが変動料金制でトラブルも

 2015年末、NSW州では何か月かの論議の後、自家用車乗合い制のウーバーが合法化された。合法化の条件として、ウーバー乗車ごとにサーチャージを徴収し、タクシー免許所有者には補償することが定められた。しかし、合法化以前にも時折、変動料金制で法外な料金を徴収されたとする利用者の苦情が報道されることがあった。シドニーの大晦日の花火のように100万人を超える人出がある時にはウーバーの料金はタクシーより高くなることも知られていたが、800%の割増料金を徴収された乗客がウーバーのフェースブックに苦情を書き込んでいる。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 クエーカーズ・ヒル在住のスカイ・シャナハンさんの場合、ノース・シドニーの水際からウーバーでブラックタウンまで帰宅した。通常なら40分で$100かからない距離だが、ウーバーでは8倍の料金を請求、$720をシャナハンさんのクレジットカードから引き落とした。

 シャナハンさんは、「少し飲んでいた。携帯電話にサーチャージのことが表示されたけれど、まさか8倍にもなるなんて思いもしなかった。帰宅して、クレジットカードのレシートを見て驚いた。かかっても50分の距離に$720では理屈に合わない」と語っている。さらに、ウーバーの会社が次回の利用時にと$180のクレジットをくれたが、シャナハンさんは、「二度とウーバーを使わない」と語っている。もう一人の乗客は、マンリーからピアモントまで普段なら$50程度の距離で$370を徴収された。

 あるウーバーの運転手は、「大晦日なら$300を超える料金は普通。1月1日午前4時に割増率を引き下げるまで続く。ニュートラル・ベイからアレグザンドリアまで$30のところを7倍か8倍し、渋滞の時間料金を加えればそれくらいになる。乗客はそのことを知っているし、喜んで払ってくれる」と語っている。

 ウーバーの会社では、「割増率は予め通告し、乗客の合意を得ている。需要が多い時間帯に料金を引き上げ、それだけ大勢の人がウーバーの仕事をするようにしているだけだ」と語っている。しかし、苦情を訴える乗客の中には、「実際の請求金額が最初の宣伝を上回っていた」と反論する声もある。
■ソース
Sydney Uber prices surge by 800 per cent on New Year’s Eve

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