アンザック・デー、ウェットTシャツ・コンテスト中止

ダーウィンのパブ、時代の変化に気づかず宣伝

 北部準州ダーウィンのバーが、4月25日のアンザック・デーの「伝統行事」として、女性が肌の透けて見える濡れたTシャツを着て競うコンテストの開催を宣伝したが、すでに時代は変わっており、そのタイプのイベントを容認する雰囲気はなくなっている。批判を受けたパブは、このイベントを中止した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ダーウィン都心部のモンスーンズは、このコンテストをフェースブックで宣伝したが、ある女性は、「情けない。戦死者に敬意を払うべき日に濡れたTシャツ・コンテストのビーチ・パーティ? どこに敬意があるの?」と書き、他の女性は、「いやらしい。モンスーンズの敬意を見せなさい」と書き、さらに、「情けないこと。いつだって男性は女性をセックスの対象にして金を儲けようとするんだから。アンザック・デーでもまったく同じこと」と書いた女性もいる。

 シドニーのナイトクラブが、アンザック・デーのパーティの広告にシャツを着けずに軍服を着ている男性の図柄を使い、「セクシー・セーラー・コンペ」などを呼び物にしたことに対して、NSW州復員軍人連盟(RSL)と政府が非難を浴びせている。連邦政府の復員軍人省の許可を受けずに”Anzac”という言葉をビジネスやイベントの宣伝に使うことは1920年制定の連邦法「Anzac保護法」違反にあたり、違反者には最高12か月の禁固、法人なら最高$51,000の罰金が科せられる。

 結局、モンスーンズ経営者は、謝罪とともにウェットTシャツ・コンテストを中止し、予定されていた賞金$1,000は復員軍人関係慈善団体「Soldier On」に寄付することを発表した。
■ソース
Anzac Day wet T-shirt contest cancelled by Darwin bar after backlash

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