WA出身女性、アブ・ダビで逮捕有罪

違法駐車批判をFBに掲載した罪で

 WA州出身女性がアラブ首長国連邦のアブ・ダビで逮捕起訴され、有罪判決を受けた。この女性の犯罪は、「ソーシャル・メディアでとある人物について悪く書いた」罪だと報道されている。当の女性は、「なぜ自分が逮捕有罪判決を受けたのかまったく理解できない」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この女性は2012年以来アブ・ダビに住んでいるジョディ・マギさん(39)で、今年2月、アパートの向かいの2台分の「身障者用」駐車スペースに身障者ステッカーの表示もない車が1台駐車されていたため、この車を撮影し、所有者が特定できないようにナンバー・プレートを塗りつぶした上でフェースブックに掲載し、「身勝手な行為」と批判した。

 ところが6月になってアパートの誰かが、この写真について警察に訴え、事件はアブ・ダビ裁判所にかけられた。マギさんは、アラビア語で書かれ、英語の翻訳も何もない書類にサインさせられた。2週間前、裁判で有罪判決を受けたマギさんは国外追放を言い渡された。

 「自分がどんな犯罪を犯したのかまったく理解できない」と語るマギさんの災難はこれで終わらなかった。国外追放を言い渡されたマギさんが、約$3,600の罰金支払いと自主的国外退去を当局に申し出たが拒否され、「裁判所に出廷せずに国外退去することはできない」と言い渡され、その上に、「国外退去しようとすれば逮捕投獄される」と警告された。しかし、裁判の判決には「投獄」はまったく述べられていない。

 今週になって、罰金を支払いに言ったマギさんは、逮捕され、そのまま投獄された。ABCの取材に対して、マギさんは、「逮捕以後、誰も何がどうなっているのかまったく教えてくれない。しかも、アブ・ダビのオーストラリア大使館も、弁護士を見つけるよう言うだけで何の助力も助言もしてくれない。どうやらここのオーストラリア大使館はビジネスだけが目的で困っている国民のことはどうでもいいようだ」と語っている。

 オーストラリア国内の外交貿易省(DFAT)は、「女性には領事援助をしている。プライバシーもあり、それ以上のことは公表できない」と回答している。
■ソース
Jodi Magi: WA woman arrested and jailed in Abu Dhabi for ‘writing bad words’ on Facebook

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