SA州のワイナリー、120万リットル流出

警察、悪質な犯罪行為と断定、捜査

 SA州東部リバーランド地域のワイナリーで何者かが4基のタンクのバルブを開き、120万リットルの赤ワインが周辺地区に流出した。警察では悪質な犯罪行為と断定して捜査を開始、市民の通報を求めている。

 アドバタイザー紙(電子版)が伝えた。

 事件が起きたのはモナッシュ地区のリバーランド・ビントナーの貯蔵タンクで、警察のこれまでの捜査で、タンクのバルブが開けられたのは12月28日午後3時から29日午前9時までの間で、何者かが同ワイナリーの敷地に侵入し、4基の独立した貯蔵タンクのバルブを開けている。

 流出したワインは30日になってもニクソン・ロードの周辺に溜まっており、摂氏38度の高気温のために発酵が進み始めている。また地元民は、「既に町では誰が犯人かという噂が飛び交っている」と証言している。

 ビントナーの隣人は、「28日夜にビントナーのガチョウが騒いでいるのが聞こえた。自宅の前にワインの池ができているのに気づいた。29日朝には道一面に広がっていた。こんな卑劣なことができる人間がいるとは信じられない」と語っている。もう一人の隣人は、「おかしな事件だ。無関係の人間が敷地に忍び込んでタンクのバルブを開けるなんてことをするはずがない」と語っている。さらに一人は、「敷地の裏手のフェンスが破られており、地道にタイヤの跡が残っている。こんな事件が起きるとなるとちょっと心配だ。近所の他の人は、28日の夜に飼い犬のラブラドール犬が吠えているのを聞いたが、私は気づかなかった」と証言している。

 リバーランド・ビントナーズはSAワイン・グループの経営するワイナリーで、年間25,000トンのブドウを搾る能力があり、請負でワイン醸造、ワイン貯蔵、搾汁、保管などの業務を行っている。また、敷地には合計3,000万リットルの空調完備貯蔵タンクがある。
■ソース
Police investigate deliberate draining of 1.2 million litres of wine from winery at Monash, in SA’s Riverland

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