北部準州のツアー会社、ツーリスト墜死事件で有罪判決

キングス・キャニオンで記念撮影中に岩から滑り落ちる

 大陸中央部の人気の高い観光地でツアーに参加中のイギリスのバックパッカーが崖から身を乗り出して危険撮影中に転落死した事故でツアー会社が客の安全衛生をはかることを怠ったと認め、裁判で有罪として罰金を言い渡された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2014年6月、ゾーイ・ウールマーさん(23)は、キングス・キャニオンのガイド・ツアーに参加し、ケストレル滝のリム・ウォークで記念撮影中によろけ、崖から後ろ向きに墜落した。

 アリス・スプリングス地裁の裁判でデビッド・バンバー判事は、「ツアー・ガイドがツアー客にわざと危険なポーズで写真撮影するようそそのかしていた。事故のあった区域にははっきりと危険を警告する看板が立っており、その区域が危険であることは誰の目にも明らかだ。遊歩道の頂上の標識のない場所に行かせたのは明らかに規則違反だった。道理をわきまえた者なら誰でもそのような事故が起きることを避けるものだ」と述べた。また、NT州の労働安全管理を行うNT Worksafeも、「深刻だが容易に避けられた悲劇だ」と証言している。

 「しかし、この事故はツアー会社すべてに対する警鐘となるものだ。ツアー会社は、法律、法制によってツアー客の生命の安全を守るよう義務づけられている」と述べ、ジョリヨン・ジョージ、ロブ・コーワン両専務に有罪を宣告、$140,000の罰金を言い渡した。

 また、両被告人にはNT Worksafeの裁判費用、$12,290を支払うよう裁判長の命令が出された。
■ソース
Tour company fined over Kings Canyon cliff death of backpacker Zoe Woolmer

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