パレスチナ支持派のボート、イスラエル軍に拿捕される

ホバート出身の女性船長と乗組員全員女性活動家

 「このビデオが公開された場合には私はイスラエル軍に抑留されている」のメッセージ・ビデオをパレスチナ支持団体が公開した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このビデオはホバート出身のマドレーヌ・ハビブさんのメッセージで、ハビブさんは、イスラエル軍によるパレスチナ領海封鎖停止を求める同団体の活動の一環として、イスラエル海軍の封鎖を破る試みで女性乗組員13人の乗るZaytouna-Oliva号の船長を務めている。

 また、イスラエル軍も、パレスチナのガザに向かっていた同船を拿捕していたことを明らかにした。

 同団体「Freedom Flotilla Coalition」は、「ボートは公海上で拿捕されており、拿捕は海賊行為にあたる」と発表している。イスラエルは2007年以来パレスチナ領海封鎖しており、パレスチナへの物資はイスラエルの許可なしには届かない状態が続いている。

 同団体は、「10月5日15:58、Zaytouna-Oliva号の連絡が途絶えた。占領イスラエル海軍が公海上でボートを包囲し、ガザへの航海を断念させようとしていると考えられる」とウエブサイトに発表している。また、イスラエル軍は、「海軍艦船がボートをアシュドド港に護衛した」と発表している。しかし、同団体は、「Women’s Boat To Gaza」ミッションが拉致された」と発表している。

 ビデオ・メッセージは、「このビデオを見たら、豪政府外務省(DFAT)に連絡し、即時釈放を求めるよう伝えて欲しい」と語っている。DFATは、「イスラエル政府に連絡し、オーストラリア人女性が抑留されているかどうかの確認を急いでいる」と発表している。

 また、スコット・ラドラム緑の党連邦下院議員は、「ボートにはニュージーランドの緑の党議員も乗っており、オーストラリア人が船長を務める国際的な乗組員であり、公海上で拿捕された。オーストラリア政府は目的港までの乗組員の安全な航海を求めるべきだ」と語っている。ボートには、他にも北アイルランド和平運動で1976年にノーベル平和賞を受けたメイレッド・マガイア、アン・ライト米陸軍退役大佐らが乗船している。

 2010年にはトルコから出航したパレスチナ支持派の船をイスラエル特殊部隊が空から強襲し、乗組員10人を殺害している。
■ソース
Israel detains female pro-Palestine activist boat captained by Hobart woman

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