ロング・ベイ刑務所で77歳の囚人、71歳の同房囚殺害

妻と孫2人を殺害し終身刑の受刑者を殺人罪で送検

 シドニー南のロング・ベイ刑務所で77歳の受刑者が71歳の受刑者をサンドイッチ・プレスで殴り殺すという事件が起きた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場は刑務所内の体の弱い高齢者を収容する区画で、加害者のジョン・ウォルシュは2008年にNSW州カウラの町で妻と孫2人を殺害し、終身刑を言い渡されて服役中だった。1月4日にはパラマッタ保釈裁判所に出廷命令が出されている。

 ウォルシュはカウラでの犯行時に警察官だった娘も殺害しようとして未遂に終わっており、殺人未遂に対する刑が加えられている。

 警察の発表によれば、2人は同房囚で、マトラビルのロング・ベイ矯正施設の首都特別プログラム・センターのケビン・ウォーラー区画に収容されていたが、1月2日午後11時前、看守が2人の房で物音がするのを聞きとがめた。看守が房の電灯のスイッチを入れたところ、71歳の受刑者が暴行され、倒れていた。被害者は救急車でセント・ビンセント病院に運ばれたが、病院で死亡した。警察が房内から凶器に使われたサンドイッチ・プレスを押収した。

 NSW州政府のデビッド・エリオット矯正担当相は、「この殺人事件では3つの独立した調査が同時に進められている」と語り、房内にサンドイッチ・プレスがあったことについては、「珍しいことではない。受刑者が自分で食事を用意することができ、納税者の経費節約になっている」と発言している。

 NSW州の刑務所では2016年中に受刑者16人が亡くなっており、そのうち9人は自然死、5人は自殺、1人が転落死、1人が死因不明とされている。
■ソース
Long Bay jail inmate, 77, charged with murder after allegedly bashing 71yo cellmate with sandwich press

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