パンプローナの牛追い祭で豪男性2人負傷

7月14日のサン・フェルミン祭でスペイン人1人も

 スペインのバスク地方、パンプローナの町で開かれていたサン・フェルミン祭の日曜日に行われた恒例の牛追い祭でオーストラリア人男性2人とスペイン男性1人が牛の角に突き刺されて負傷した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この祭には毎年百万人前後の人が集まってくるが、今年、8回の牛追いで8人が負傷している。

 日曜日、5頭の雄牛はグループをつくったまま狭い街路を突進していったが、1頭が群れから離れ、逃げ回る参加者に突き進んでいった。

 まず、1人を角で突き上げ、さらに敷石に叩きつけている。その後、壁に追い詰められた2人を角で引っかけた。

 現地の病院の広報担当者は、「1人はラバネロと呼ばれる茶色の雄牛に脚を突き刺された、また1人は腕を刺され、3人目は脇を刺された。いずれも生命に別状はない」と発表している。

 赤十字は、そのほかの数名の負傷者は、雄牛に突き飛ばされたか、逃げ惑う途中で転んだかのいずれかだと発表している。

 8回の牛追いで他にスペイン人3人、アメリカ人2人が負傷している。

 6頭の雄牛はミウラ・ブリーダー産で、この祭では通算53回の出場記録を持っており、ブル・リングまでの850mを2分42秒で駆け抜けている。牛はいずれも同日中にリングで屠殺された。

 この牛追い祭では、1910年以来2009年までに16人が亡くなっている。一方、動物権利保護派も毎年この牛追い祭に反対するデモを行っているが、闘牛はスペインの文化遺産としてスペイン憲法で保護されている。
■ソース
Two Australians gored by bull at Pamplona festival

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