警官におもちゃの恐竜突きつけて失業

元被告人、警察官の過剰警備主張

 引っ越し運送業者に勤めるリッキー・ケートンさん(31)は、犯罪捜査の警察官に停められた際に娘のおもちゃの恐竜を警察官に向けたため逮捕、起訴されたが、裁判で無罪を言い渡された。しかし、その後解雇されており、警察が業者に不当な圧力をかけたと主張している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 クエンビヤン地裁での裁判で、ケートンさんは、「恐竜事件の時に立ち会っていた警官の一人か二人が自分の職場に来てボスと何か話していた。それから1週間もせず、恐竜事件の時に自分と一緒に車に乗っていたアダム・アントラムとともに解雇を言い渡された」と証言している。

 ケートンさんの公務執行妨害、暴行容疑裁判で、ケートンさんの弁護士、スティーブン・ボーランド弁護士はがパトリック・ヒックス巡査長に対して、「雇用主に圧力をかけるために職場を訪れたのか?」と質問し、ヒックス証人は、「アントラムの出廷命令を送達するために訪れた。誰にも2人の容疑については話していない」と答えている。また、ヒックス巡査長、同僚のトッド・フィネガン巡査長は、家宅侵入暴力事件が起きており、その犯罪に加担した疑いで2人の車を停めた。ケートン容疑者がポケットを探ったため、武器の可能性があるとして同人を車から引き出し、手錠をかけた」と証言している。また、アントラム容疑者についても、「フィネガン巡査に突っかかってきたため、壁に押しつけ、取り押さえなければならなかった」と証言している。

 しかし、恐竜事件の際に立ち会っていたルーシー・リッチフィールド巡査が、「アントラムが警察官を脅した行為はない。ヒックス、フィネガン両警官が口裏を合わせたのではないか」と同僚巡査2人に不利な証言をしており、ヒックス、フィネガンの証言が崩れた。

 検事側は2人の被告人の起訴を取り下げ、ケートン、アントラム両人の弁護士がNSW州警察を相手取って裁判費用などの支払いを求める訴訟を起こした。

 NSW州警察スポークスマンは、「この問題は現在警察内部の監察部が捜査している」と発表した。
■ソース
Police in toy dinosaur case accused of causing Rickey Caton to lose his job

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