シドニー西部自動車道でエンスト続出

E10ペトロールに水が混入で燃焼せず

 6月25日早朝、シドニー首都圏西部を走るグレート・ウエスタン・ハイウェイのM4自動車道で東行きの車20台以上がエンストするという事故があった。原因はイースタン・クリークのカルテックス・サービス・ステーションのE10ペトロールに水が混入していたためと見られている。E10とは無鉛レギュラー・ペトロールに10%のエタノールを混ぜた燃料で、エタノールには吸湿性がある他、燃料タンク内も結露などで底に水滴が溜まることがある。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ドライバーの連絡で出動したNRMAのスポークスマンは、「水が入ってエンジンが止まった。路肩では処置のしようがなく、修理工場まで牽引するしかなかった」と発表している。

 故障した車のドライバーはいずれもM4沿いイースタン・クリークのカルテックス・ステーションで給油しており、数百m走っただけでエンジンが止まった車もある。NRMAでは、「少なくとも24台が故障した。NRMAは10人ほどから連絡を受けており、牽引車を派遣し、自動車道車線から引っ張り出した」と発表しており、交通管理センターも、「故障した車は速やかに車線から牽引され、シドニー都心に向かう車の流れへの影響はほとんどなかった」と発表している。

 また、カルテックスの問題のポンプも通報で直ちに故障の掲示が出され、カルテックス社のスポークスマンは、「今回のような事故はめったに起きないことだが、ドライバーや朝のラッシュ・アワーに迷惑をかけてまことに申し訳ない。事故が起きたのはE10燃料だけのようでしかも通報で直ちに使用停止したため、それ以上の被害は出さなかった。現在、技術者を派遣し、事故原因調査を進めている。また、被害を受けたドライバーは問題の燃料のレシートを保管し、1800 240 398に連絡してもらいたい。修理費その他の金銭的負担も含めて当社で負担するつもりだ」と発表している。

 NRMAでは、「燃料タンクに水が入り込んだ可能性が高い。そうだとすると、燃料系統全体の水抜きをしなければならない。車からタンクを外し、パイプを清掃し、水に触れたピストンなどを交換する必要が出る場合もある。何百ドルかかかることになる」と語っている。
■ソース
Multiple cars break down on M4 after using Caltex contaminated fuel

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る