豪空軍機、初のシリア領内空襲実施

イスラム国陣地を標的にミサイル発射

 先週、オーストラリア連邦政府は「イラクの集団自衛権行使として、イラク領内に侵入するイスラム国(IS、またはISIL)のシリア領内イスラム国陣地を空軍機で攻撃する」と発表していた。その後、空軍機は発進していたがミサイル発射は行わなかった。2日前、ついにF/A-18スーパー・ホーネットがISの標的にミサイルを発射していたことが報道された。

 ケビン・アンドリュー国防相の発表としてABC放送(電子版)が伝えた。

 中東でのアメリカの軍事活動を統括している米中央軍によると、豪空軍機は3箇所でミサイルで地上攻撃し、原油集配所、ISの戦術部隊と装甲兵員輸送車を破壊した。

 アンドリューズ大臣は、豪軍のスーパー・ホーネットが作戦でミサイルを発射したことを明らかにし、「2日前、空軍タスク・グループがシリア東部でデーシュ(IS)を攻撃し、装甲兵員輸送車を破壊した。ホーネット2機がデーシュの敷地に隠されていた兵員輸送車を確認したため、わが軍のウェッジテイル指揮管制機から合同作戦センターに報告、作戦遂行の許可を受けた上でホーネットの1機が精密誘導兵器を発射し、標的を破壊した」と発表している。

 アンドリューズ大臣は、「作戦遂行中、豪空軍機は敵砲火の射程外の距離または高度で作戦しており、交戦にあたっては、一般市民の犠牲を最低限に抑えるため、厳格な規則に従って作戦を遂行している。空軍の攻撃はシリアとイラクの上空で遂行し、作戦の大部分は今もイラク上空で行われている」と語っている。

 これまでに米軍主導のこの作戦に参加した国は、バーレーン、カナダ、ヨルダン、サウジアラビア、トルコ、UAE、アメリカとなっている。

 一方、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、今もバシャー・アル=アサド大統領の政権に軍事支援を行っており、アメリカとヨーロッパが、ロシアのアサド政権支援が拡大していることを懸念した発言をしたのに対して、他の国にもアル=アサド政権支援を呼びかけた。
■ソース
Australian fighter jet carries out first air strike inside Syria

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