労働組合特別調査委員会報告発表

組合幹部捜査や訴追を勧告

 トニー・アボット前保守連合政権が設立した労働組合のガバナンスと腐敗特別調査委員会の報告書は、一部の組合幹部の腐敗や脅迫などの違法行為を指摘しており、マルコム・タンブル連邦保守連合政権は、この委員会の勧告に基づいて全豪建築建設委員会(ABCC)の再建を望んでいる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABCC再建はアボット政権期に提出されたが上院で否決されていた。タンブル政権のミカエリア・キャッシュ雇用担当相は、2月の議会再開時に再上程する意図を明らかにしているが、再度上院で否決された場合に、国民の間のタンブル人気を利用して二重解散に踏み切るかどうかについては言葉を濁し、「建設業界の透明性と労働者の利益のために戦う用意がある」としている。

 これに対して、野党労働党のビル・ショーテン党首は、「業界改革を選挙の争点にして戦う用意がある。労働党は常に労働者の利益と労働者の条件のために戦ってきたが、タンブル氏と自由党は常に大企業のために戦い、今度は日曜割増賃金を切り下げようとしている。労働党は、犯罪行為を迅速に察知し、法律を厳格に適用する業界改革を支持してきた。これはタンブル首相にとって試金石となるだろう。首相は罰則強化と内部告発者保護の法律を指示するかどうかだ」と語っている。

 全豪商工会議所のケート・カーネル氏は、「ABCC法案は是非通過させなければならない。委員会の報告書を読めば上院の無所属諸派議員も今度こそは法案に投票するはず」と語っている。
■ソース
Trade union royal commission: Federal Government vows to fight for Australian Building and Construction Commission

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