パースで人種間緊張をかき立てる怪文書見つかる

「緑の党」を名乗り、「白人市民攻撃」の内容

 WA州パース市西部郊外で、「民族別に特別税をかけるべきだ」という内容の宣伝ビラが配布されていたことが明らかになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この宣伝ビラは、発行者が「緑の党」になっている怪文書で、緑の党では、同党がそのような文書を発行することはありえず、何者かの妨害工作ではないかとしている。

 同党によると、「白人優越主義を阻止せよ」との見出しで、「白人特権税課税」を呼びかけるなどしており、モスマン・パーク、コットスロー、ネッドランズなどの地区の郵便受けに投げ込まれているのが発見され、同党にいくつもの通報があった。

 緑の党共同主宰者のグレアム・バウランド氏は、「緑の党ではこの宣伝ビラの問題を連邦選挙管理委員会、WA州選挙管理委員会に届け出たが、警察にも届けることも考えている。このビラは悪意に満ちた作り事だ。このビラの主は社会に人種や宗教的な対立を引き起こしたいのではないか」と語っている。

 さらに、「何十本も電話を受けており、通報者はキツネにつままれたような気がしている。緑の党がこのような主張をすることはあり得ない。緑の党は人の民族、文化、宗教、言語、出生地を問わずすべての者が平等な権利を持っていると主張してきた」と語っている。

 また、「この宣伝ビラの配布には数人が動いているのではないか」とみている。

 4月には、フリーマントル周辺の地域で、「白人オーストラリア人に」「自愛を」との宣伝ビラがばらまかれたこともあり、内容からして、いずれも民族間対立を狙った怪文書ではないかとしている。
■ソース
Fake fliers in Perth’s western suburbs stoking racial tensions, Greens say

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