モリソン保守連合政権、5月まで劣勢挽回道遠し

首相交代が支持率上昇に結びつかず

 フェアファクス/イプソ世論調査四半期分析は、スコット・モリソン首相指揮下の保守連合政権が支持率で野党労働党にリードされており、2019年5月に迫った次期連邦議会選挙までに劣勢を挽回するのはかなり困難になっている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 10月5日付同紙が報道した最新の世論調査によると、保守連合対労働党支持率は二党択一で47対53となっている。保守連合支持率は前回連邦総選挙時の支持率を回復しておらず、低迷していた保守連合支持率に危機感を抱いて自由党内右派が8月にマルコム・タンブル前首相を追い落とした結果、まったく支持率を向上しない結果になっている。

 特に保守連合は主要州の支持率や女性票を失っており、プレファレンス票配分の考えを含めると45対55とさらに差が開いている。

 四半期分析は、7月から9月までの3,601人を対象とした聞き取り調査で全国データは1.6%の誤差、州は一部で2.9%の誤差となっている。

 モリソン新首相は就任直後から高齢者施設の特別調査委員会、学校予算配分、針入りイチゴ問題で厳罰化を打ち出すなど敏速な動きを示したが、それでも支持率を回復できていない。自由党筋は、次期総選挙期限の来年5月18日までに支持率を回復できるとしている。

 しかし、現在の支持率は、QLD州で54対46から48対52、NSW州は50対50から48対52、VIC州は48対52から44対56になっており、これを次期総選挙にあてはめると、保守連合は18議席を失うことになる。

 53対47で保守連合がリードしていたWA州では49対51と政府が劣勢に立たされている。
■ソース
Fairfax-Ipsos poll: Quarterly analysis shows huge road ahead of Scott Morrison and the Coalition

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