保守連合支持率依然僅差で先行

リーダー支持率では依然不人気

 
3月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙は最新のニールセン/フェアファクス世論調査結果を掲載した。
保守連合は連邦政権取得後、労働党時代の政策を縮小廃止する作業を進めており、2007年の連邦総選挙でケビン・ラッド労働党政権がジョン・ハワード保守連合政権期の政策を縮小廃止したのと似ているが、トニー・アボット保守連合はかなり急速な政策変更を進めている。ジョー・ホッキー財相とアボット首相のコンビが財政赤字と支出削減の警告を出し続けてきた結果、国民も企業福祉体質の廃止と財政引き締めを受け入れる心理になってきたとも考えられる。
与野党支持率は、二党択一では、保守連合51%対労働党49%で保守連合政権がわずかに優勢だが、政権獲得半年後としては与党保守連合支持率はかなり低い上に前回と比べて与党支持率が1%ダウン、野党労働党支持率が1%アップしている。また、政党支持率では保守連合44%対労働党35%だが、これも労働党が前回調査に比べて2ポイント、アップしている。また、緑の党支持率は12%あった。
また、「首相適任者」ではアボット氏が48%、ビル・ショーテン労働党首が43%だったが、アボット氏は前回から1ポイントダウン、ショーテン氏は4ポイントアップしている。ところが、両者の実績に対する満足・不満足度では、ショーテン氏が42%対42%で差し引きゼロだが、アボット氏に対しては満足が45%に対して不満足が49%あり、差し引きマイナス4となっており、好悪がきっぱりと分かれるアボット評価が一貫している。
政策支持率では、メディケアの診察料患者負担分を医師が免除する「バルク・ビリング」に所得上限を導入することには52%の支持率があり、また半数がメディケア財政負担の抑制を支持している。(NP)

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